信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が、8日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の菅原悟さんの作品【笛の音に 星ふえつづく 里神楽】が選ばれました。
今年度は、大賞を合わせて11人が受賞し、出席した5人に表彰状が手渡されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の小池純夫さんの作品【噴煙は 寝息浅間の 山眠る】が長野日報社賞を受賞しました。
他に、高校生井月俳句大賞には、伊那市の竹中麻結さんの作品【月光の 流れる音や 江戸風鈴】が選ばれました。
俳句大会には、高校・一般の部に417人から1,563句が、小中学校の部は、2,204人からそれぞれ1句ずつの応募がありました。
実行委員会では、これまで別日に行っていた井月さんまつりと俳句大会を、来年度から同日開催にする計画です。