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薪を運ぶレース 西駒んボッカ

薪を運ぶレース 西駒んボッカ

中央アルプス将棊頭山山頂直下にある伊那市の西駒山荘に薪を運ぶレース「第10回中央アルプス西駒んボッカ」が8日に行われました。
スタート地点の伊那市横山の鳩吹公園では、受付を済ませた選手が薪をリュックに入れ、背負っていました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束を運びます。
準備を済ませた選手たちは午前6時30分に一斉にスタートしました。
スタートからおよそ5キロ地点の小場です。
ここからは登山道になっていて西駒山荘まではおよそ6・5キロ、標高差1,430メートルを駆け上がります。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として2013年に始まり、2017年からはストーブの燃料の薪を運び上げています。
今年は過去最多の240人が出場し、西駒山荘まで薪を運びあげました。
3キロの部で優勝し総合1位となったのは南箕輪村の酒井亮児さんでタイムは1時間50分28秒でした。
15キロの部優勝は、新潟県の貝瀬さんで、タイムは15キロの部大会新記録の2時間25分36秒でした。
10回の節目を記念してゴールでは、大会長の白鳥孝伊那市長が選手たちを出迎えました。
今回はトータル約1.5トンの薪が運び上げられ、西駒山荘に設置されたストーブで使用されます。

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