直江津遭難から82年 児童が慰霊
82年前のこの日、箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の、新潟県直江津で遭難して亡くなった事故を受け、児童が慰霊碑に手を合わせていました。
13日は朝7時半頃から登校した全校児童およそ570人が校庭の隅にある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年9月13日に中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で起きたものです。
新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
慰霊碑には亡くなった5人の児童の名前が刻まれています。
箕輪中部小学校では毎年授業でこの事故について学んでいます。
ある6年生の児童は「自分と同じ年で亡くなってつらかったと思う。その人の分も頑張りたい」と話していました。