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花園「ポレポレの丘」に地主制度

「自分の庭のように」管理まかせ花園充実へ

 高遠町東高遠の花園「ポレポレの丘」を管理・運営する高遠花摘み倶楽部(赤羽久人理事長)は28日夜、今年から導入する地主制度(仮称)の登録者を集めた会合を町総合福祉センターで開き、制度の内容や今後の作業について確認した=写真。
 花園は遊休荒廃農地の復活や通年観光を目指して昨年5月に開園したが、「花が草で覆われるなど管理がいき届かず入園料は取れない」と2か月後に無料開放。対策の一つとして、花園2・5ヘクタールのうち約4割程度を区画分けし、各区画を賛同者に割り当て、管理してもらう地主制度を設けた。同日までに52人が登録している。
 地主は花の種や苗を負担し、「自分の庭のように」(赤羽理事長)花壇を作って管理する。
 また、地主制度以外では、月ごとに季節の花を咲かせるメーン花壇を作り、毎月イベントを組んでPRしていく。現在のところ、5月にアイリスまつり、6月にアヤメまつりを予定している。
 赤羽理事長は「誇りと自信をもって、多くの人に薦められる花園にしたい」と話していた。
 地主は今後も募集していく。問い合わせは、高遠花摘み倶楽部(TEL94・3916)へ。

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