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母の遺した絵を多くの人に 松澤志づ江さん個展

母の遺した絵を多くの人に 松澤志づ江さん個展

伊那市の通り町商店街でたばこ店を営む傍ら絵を描き、1985年に60歳で亡くなった松澤(まつざわ)()()()さんの個展が、通り町の旧小林書店で開かれています。
会場には、松澤さんが生前に描いた油絵、およそ200点が展示されています。
個展は、箕輪町木下の次女下島(しもじま)典子(のりこ)さんら3姉弟が開いたものです。
作品は、バラやシクラメンなど花をモチーフにしたものや、昔の市内の風景を描いたものなどです。
松澤さんは、1924年、大正13年に生まれました。
会場となっているこの場所は、松澤さんが営んでいた「松尾屋たばこ店」がありました。
46歳の頃に絵を描き始め、1985年に60歳で亡くなるまで200点以上の作品を描いていたということです。
今年6月、下島さんらが実家の片付けをしていたところ、これらの作品が見つかりました。
9月21日の命日と生誕100年に合わせ、初めて母の作品を公開したということです。
会場には、下島さんらが制作した、母志づ江さんと、父由美(よしみ)さんの遺作集もあり、自由に見ることができます。
松澤さんの個展は、23日(月)まで、旧小林書店で開かれています。
時間は、午前10時から午後6時で、入場は無料です。
 

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