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クマ排除へ 地域区分ゾーニング管理導入

県内2例目

クマ排除へ 地域区分ゾーニング管理導入

伊那市はクマが生活圏に出没した際に迅速に排除することを目的とした地域区分(ゾーニング)を導入しました。
これは19日市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
地域区分(ゾーニング)は3つに分けられていて森林域の緑の部分はクマの生息地域、緑と赤の境の黄緑色の部分は約200メートルの緩衝地域、市街地や農地が広がる赤の部分は排除地域としています。
これまではクマが出没した際、緊急時以外の捕獲は県の許可が必要でしたがゾーニングの導入により排除地域でクマが出没したさいは市の権限により捕獲ができるようになりました。
ゾーニングを導入するには県の同意が必要で県内では山形村に続いて伊那市が2例目で今月2日に県の同意が得られたということです。
伊那市の今年4月から8月までのクマの目撃件数は46件で去年の同じ時期と比べて30件増加しているということです。
現在上伊那地域にはツキノワグマ出没警報が発出されていて伊那市では市民の安全を最優先課題とし生活圏に出没した際には迅速かつ確実な排除を行うとしています。
なお箕輪町は県に対してゾーニング導入の要望を出していて、南箕輪村は検討中だということです。
 
 

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