伊那谷FM開局報告会
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、8月1日に開局したコミュニティFM「伊那谷FM」の開局報告会を、30日に開きました。
開局報告会には、信越総合通信局の田口幸信局長の他、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の市町村長などおよそ20人が出席しました。
報告会にあたり向山賢悟社長は、「どうしてもチャレンジしたい事業だった。身近なFM局として地域のみなさんにかわいがってもらいたい」と話しました。
また田口局長は、「災害時に重要かつリアルタイムな情報提供ができるのがコミュニティFMです。期待しています」と祝辞を述べました。
伊那谷FMは、エリア内の2万5,000世帯ほどで聞くことができます。
毎日平日の正午から2時間、ゲストを招いて話を聞く生放送番組「伊那谷昼ワイド867」の他、音楽会や発表会の模様を流す「伊那谷音楽広場」などを放送しています。
スタジオ整備費や送信所の整備など、総事業費は7,000万円となっています。
報告会では、施工業者などに感謝状が贈られた他、コミュニティFMの取り組みを動画で紹介していました。
長野県内のコミュニティFM局は、伊那谷FMで10局目となっています。