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高遠高校の生徒 信大の学生と漆塗り体験

高遠高校の生徒 信大の学生と漆塗り体験

伊那市高遠町の高遠高校書道専攻の生徒は12日、信州大学教育学部の学生と伝統工芸の漆塗りを体験しました。
講師は塩尻市にある漆器店の手塚(てづか)希望(のぞみ)さんが務めました。
今回体験したのは、「摺り漆(すりうるし)」といわれる作業です。
思い思いの文字を書いた木の皿に漆を塗っていきます。
塗った漆を紙でふき取り乾かします。
この作業をあと2回繰り返します。
この日は、信州大学教育学部で書写書道教育を学んでいる学生も参加しました。
信大の学生は、書道と伝統工芸を融合させ長野県の伝統文化や芸術の保存、継承に取り組んでいます。
それを高遠高校が知り、高大連携の授業として行われました。
高遠高校では「授業を通してコミュニケーション能力を身に付けるほか、伝統工芸について知る機会になればうれしい」と話していました。
漆塗り体験の授業はあと2回予定されています。
 

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