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藤原儀兵衛さんに聞く!今年の松茸の展望

藤原儀兵衛さんに聞く!今年の松茸の展望

秋の味覚松茸のシーズンとなりました。
気になるのは今年の出来。
松茸博士こと伊那市富県上新山の藤原(ふじわら)()兵衛(へい)さんに聞きました。
7日は、藤原さんが山に入るということで同行させてもらいました。
「車を降りてすぐだけれど、この膨らみは松茸ですね」

藤原儀兵衛さんに聞く!今年の松茸の展望

さらに、斜面を降りていくと・・・。
「小さいけれど株になってはえている。これは豊作の予感」
現在86歳の藤原さんは、50年以上にわたり、松茸の生産をしています。
春先にアカマツの根を切って新しい根をださせ、秋に胞子をまくと、5年後にはその場所に松茸ができると話します。
今年秋の松茸が出始めたのは、例年より2週間ほど遅い10月1日ごろだったということです。
気温の高い日が続いたため、地中の温度が下がらなかったことが原因だと話します。
()(おん)が19度以下になると出始めるということで、このまま気温が下がっていけば豊作に、逆に再び上がってしまうと厳しい年になると予想しています。
藤原さんの松茸は、高遠さくらホテルの他、全国各地に出荷されています。
南箕輪村のファーマーズあじ~なには、虫食いなどの規格外のものを安価で出荷しているということです。
松茸の収穫は、11月上旬まで続きます。

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