高遠城跡の保存・活用計画について考える
伊那市高遠町の史跡高遠城跡の保存、活用計画について考える意見交換会が10日に市役所で開かれました。
この日は、市役所で伊那市史跡高遠城跡保存活用計画策定委員会の会合が開かれました。
委員会には授業で高遠の歴史を学んだ、高遠高校3年の春日友稀さんと中原茉耶さんが参加し、高遠城跡の今後の保存、活用について意見を出し合いました。
春日さんは「当時のものは当時のまま残していったらどうか」と話していました。
中原さんは「SNSでの情報発信や、説明看板を設置して観光スポットとして魅力を発信してみてはどうか」という意見を出していました。
策定委員会の笹本正治会長は「少しでも高遠や高遠城跡の事を知ってもらえるように、出た意見を踏まえながら整備できるようにしていきたい」と話していました。
伊那市教育委員会では高遠城跡の保存、活用、継承するための計画を、今年度中に策定する予定です。