第一回すごいぞ信州!夢CAMP
クリーン化技術について講演
経済、文化、政治などあらゆる分野で活躍している人から話を聞く「第一回すごいぞ信州!夢CAMP」が伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで23日行われました。
夢CAMPでは伊那市に本社を置く産業用塗料などの卸売業NCC株式会社の矢島良彦さんと原田学社長が生産現場のクリーン化について話をしました。矢島さんはセイコーエプソンで28年間、クリーン化技術業務を担当してきました。
クリーン化技術は精密機器などの製造過程で、不良品の原因となるホコリなど、異物を発生させない環境を構築するものです。
2011年にNCC諏訪支店のチーフコーディネーターに就任した矢島さんは様々な企業の生産現場でクリーン化の技術支援を行っています。
またクリーン化技術についてまとめたビジネス本、「実践で差がつく!ゴミ・異物不良 改善術」を出版しています。
矢島さんはホコリなど小さな異物を見ることができるライトを紹介し「生産現場で異物を見える化することで作業者の注意力が高まる効果が期待できる。異物を持ち込まない、発生させない、除去する、付着させない、そして監視・管理を継続することが好結果につながる」と話していました。
原田学社長は「クリーン化技術によって不良品の発生を抑える方法を提供することは、お客様のためになる。」と話していました。
すごいぞ信州!夢CAMPはallla管理委員会・夢CAMP実行委員会の主催で、会場にはおよそ20人が集まりました。
実行委員会では毎月第4水曜日にあらゆる分野のゲストを招き、話を聞くことにしています。