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秋季公演に向け稽古

秋季公演に向け稽古

伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の保存会は、23日の秋季公演に向けての稽古を行っています。
中尾歌舞伎保存会は、市内を中心に12歳から70代までの35人余りで活動しています。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金を受けて行われます。
今回、上演する演目は「義経(よしつね)千本(せんぼん)(ざくら) 鮨屋(すしや)(だん)」です。
源平(げんぺい)合戦(がっせん)に敗れた、平家の大将、平維(たいらのこれ)(もり)をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
この演目を、披露するのは2020年以来です。
今回の演目を演じる10人のうち2人が初舞台を踏みます。
伊那市役所の職員の熊木(くまき)奈美(なみ)さん。
平維盛の妻役を演じます。
市民劇団に所属する辰野町の
森嶋(もりしま)和也(かずや)さんです。
維盛の(かたき)役の家来を演じます。
7日の夜は、通し稽古が行われました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業 中尾歌舞伎秋季公演は、23日(土)の午後1時30分から中尾座で行われます。
尚、歌舞伎の観劇を希望する人は、中尾歌舞伎保存会事務局 電話090―2450―6110松田さんまでお願いします。
入場は無料で先着100人となっています。

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