小学生が能楽体験
11月に開かれる伊那能の公演に合わせ、小学生向けの能楽体験講座が10月15日に伊那市の西春近南小学校で開かれました。
この日は西春近南小学校の6年生の児童が、伊那市西箕輪在住の能楽師、中家美千代さんから能について教わりました。
講座では、能の台詞にあたる謡を声に出して読んだり、扇を使った舞を体験していました。
実際に使用する能面や装束も身に付けていました。
中家さんは「能面は下を向くと悲しい表情、上を向くと嬉しい表情に見えます」と話していました。
体験講座は11月に開かれる伊那能の公演を前に、能を身近に感じてもらおうと伊那能実行委員会が市内の小学校で開いているものです。
第33回伊那能は、11月17日(日)に伊那文化会館で開かれます。