地酒やまむろ20周年 新酒を奉納
今年で20周年を迎えた伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社の松尾社に3日に奉納しました。
「やまむろ」は高遠町の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する地酒で今年20周年を迎えました。
農事組合法人山室が育てた酒米「ひとごこち」を使い、株式会社仙醸が醸造しています。
この日は松尾社に「やまむろしぼりたて生原酒」が並べられ、関係者が完成を感謝して奉納しました。
また、この日は高遠さくらホテルで記者会見が開かれ、20周年を迎えた「やまむろ」の活動を振り返りました。
毎年7月には山室の棚田に関係者が集まり草刈り作業を行っています。
2003年、高遠の酒販店10店舗で高遠旨い酒研究会をつくり商品開発に取り組みました。
研究会は地元で酒米を作ってくれる農家を探し、役場を訪れ農事組合法人山室を教えてもらいました。
2005年に山室で初めて酒米が収穫され、12月3日「やまむろ」が発売されました。
「やまむろしぼりたて生原酒」は720ml入り1,430円です。
1,000本限定で、高遠町の十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で7日(土)に発売されます。
例年は年内に売り切れるということです。