加納さん寺の梁の装飾彫り作業
2025年1月から、伊那市西春近の法音寺の本堂建て替え工事が始まります。
西春近の工芸家、加納義晴さんは本堂で使う梁の装飾を彫る作業を行っています。
6日は、作業場で長さ1.7メートルの梁に花と葉の模様を彫っていました。
梁の彫刻は、法音寺の建て替えを行う、建築会社が工芸家の加納さんに依頼したものです。
加納さんは8月に図案を描き、9月から彫り始めたということです。
木槌と20種類のノミ、彫刻刀を使いわけて作業をしています。
法音寺の本堂は、建てられて250年経つということです。
2025年1月に取り壊し2026年12月の完成を予定しています。
梁のほかにも、入口に取り付ける飾りの彫刻も行っています。
現在の飾りには鳳凰が彫られていて、それを見本にしながら、大きさは倍の長さ1.8メートル、幅80センチのものを2年かけて彫り上げるということです。
加納さんは本堂に使われる、15本の梁に装飾を彫る予定です。