箕輪町 太陽光発電の設置進む
箕輪町は2022年7月に「2050ゼロカーボンシティ宣言」をしています。
白鳥政徳町長は宣言からの2年間を振り返り、「おおむね順調だ」と話しました。
これは10日に町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥町長が議員の質問に答えたものです。
宣言は2050年までの町内の二酸化炭素排出量実質0を目指すもので、2022年7月に宣言をしました。
箕輪町ではこれまでの公共施設整備を振り返り計画通り実施できているとしました。
町では公共施設への太陽光発電設備の導入を進めています。
今年度、役場庁舎や保健センター、文化センターなどで設置を進めていて、来年度以降は小学校や保育園への太陽光発電設備の設置を計画しています。
電気自動車を活用して、発電量が不足する時間帯や停電時に役場庁舎に電気を供給する仕組みの構築も進めていて、来年4月に完成予定です。
公用車は2022年度から順次電気自動車に切り替え、2027年度までに34台の導入を予定しています。
一方で、家庭への補助事業については断熱性向上リフォームへの活用は進むが、太陽光発電設備導入への活用は予定よりも低調だと話しました。
新築住宅への太陽光発電設備の設置は3割程度にとどまるということです。