スペシャルオリンピックス陸上競技 伊那で大会
知的障がいのあるアスリートのスポーツ大会 スペシャルオリンピックスの陸上競技 長野県地区競技会が、伊那市陸上競技場で9日開かれました。
大会には県内の10代から50代までの44人、このうち上伊那からは8人が出場しました。
陸上競技は、100m走や、走り幅跳び、ジャベリックスローなど10種目が行われました。
スペシャルオリンピックスは、知的障がい者にスポーツトレーニングを提供したり、競技大会を開催する国際的なスポーツ組織です。
3年ほど前に上伊那で陸上競技のトレーニングプログラムが始まり、南信の選手が増えていることから初めて伊那市で大会が開かれました。
大会では箕輪中学校陸上部など地元の中高生が計測や競技の補助に入り運営を手伝っていました。
事務局では「スポーツを通じて知的障がいのあるアスリートの自立につなげていきたい」と話していました。
この大会の成績や自立の状況を踏まえ、2026年に開かれる全国大会の出場選手が選考されます。