総合技術新校 開校2035年度以降に
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が16日夜オンラインで開かれ、開校を2035年度以降とする再編実施基本計画案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
懇話会では、長野県教育委員会から、上農高校を校地として活用し、開校年度を2035年度以降とする再編実施基本計画案が示されました。
これまで開校時期は2032年度以降の早い時期としていましたが、総合技術新校の施設整備は大掛かりなものになり時間がかかるとして、開校時期が延期となっていました。
先行する高校の事例を踏まえ施設整備に必要な期間を8年から10年程度と想定し、開校を2035年度以降としました。
基本計画案は、今月開かれる県教育委員会定例会で決定し、来年の2月県議会で同意を得たいとしています。
県教委では、来年度、施設整備基本計画の作成を支援する業者をプロポーザル方式で決定し、設計に着手したいとしています。