新しいリズムと振り付けの伊那節が完成
伊那節を次世代に継承していこうと、伊那芸術文化協会が提案する新しいリズムと振り付けの伊那節が完成しました。
17日は伊那北高校ダンス部2人が新しい伊那節を披露しました。
新しい伊那節は、与地の伊那節を中川村出身のシンガー、横前恭子さんがジャズ風に曲をアレンジし、伊那北高校ダンス部が振りつけを担当しました。
アップテンポな曲調に、両手を斜め上にあげる動きなどこれまでの伊那節を取り入れ、ヒップホップ風に仕上げました。
伊那芸術文化協会が若い世代にも伊那節に親しんでもらおうと、制作を依頼しました。
この日は、この新しい伊那節を体験してもらおうと、伊那市の東部中学校でワークショップが開かれました。
東部中学校の生徒2人が、伊那北高校ダンス部から振り付けを教わりました。
ダンスの経験がない2年生の工藤百恵さんと、ダンス歴4年で1年生の伊藤杏美さんが教わりました。
この日は伊那節の1番のダンスを覚えていました。
ワークショップは23日にも開かれます。
若い世代の参加を受け付けています。
また、新しい伊那節は、来年2月2日に開かれる「第18回伊那谷伝統文化公演」でも披露されます。