宮田村役場の辞令交付
宮田村役場は3日朝、人事異動の辞令交付と年度始めの式を開いた。4年ぶりに新規の正職員を1人採用。課長級に昇格した高橋克実教育次長らとともに、辞令を受けた。
村は人件費削減の一環で03年度から職員の新規採用を見送っていたが、年齢構成維持のため再開し、大卒男性1人を採用した。
約100人の職員を前に清水靖夫村長が訓辞。行政概念を運営から経営へ転換するよう繰り返し訴え「経営には結果が必要。限られた予算で100%以上の効果が出るよう、発想転換を」と話した。
職員個々の裁量で事業を推進するのではなく、組織連携を強化するよう要望。「多くの知恵をしぼれば、より効果は高まる。経営は組織で動くもの」とも続けた。