田中寛美さん個展とバイオリンコンサート
伊那市西春近の学校教諭で画家の田中寛美さんの個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示のタイトルは「音楽的物語から精神世界への表現の追求」で、油絵を中心に20点が展示されています。
現在59歳の田中さんは、第一美術協会の会員で、小学校の教諭を務めています。
第一美術展に出品を続け、第一美術賞、東京都知事賞などを受賞しています。
音楽も学んだ経験があるという田中さんは、音楽を絵画で表現することを目指し制作に取り組んでいるといいます。
楽器と女神をテーマに描いていましたが、徐々に、より抽象的な表現へと変化していったということです。
会場では、妻の和美さんのバイオリン演奏が毎日行われています。
和美さんは伊那フィルハーモニー交響楽団のコンサートミストレスで、自宅でバイオリン教室を開いています。
13日には25人ほどが集まり、演奏に耳を傾けていました。
田中寛美さんの個展は19日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
和美さんのバイオリンの演奏は毎日午前10時15分からと午後1時45分から行われます。