伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
52/(水)

ニュース

大寒 西箕輪上戸で大文字下ろし

大寒 西箕輪上戸で大文字下ろし

20日は大寒。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市西箕輪上戸では、小正月の伝統行事「大文字」の柱が地域住民によって下ろされました。
午前5時過ぎ、子どもたちが太鼓を打ち鳴らすと、地域住民が続々と集まってきました。
大寒の20日、伊那地域の最低気温は、0.4度と穏やかな朝となりました。
ロープを引っ張りながらさすまたを使って柱をゆっくりと下ろしていきました。
区内安全や五穀豊穣を願う大文字は、曜日に関係なく毎年柱を1月14日に建て、20日に下ろす鎌倉時代から続くとされる上戸の小正月の伝統行事です。
長さおよそ12メートルの柱がゆっくりと倒されました。
柱に取り付けられていた花飾りや、巾着を取り外します。
各自が家に持ち帰り、玄関や神棚などに1年間飾っておくということです。
最後にお神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。

前のページに戻る 一覧に戻る