箕輪手話サークル 防災講演会
箕輪町の箕輪手話サークルで、町の防災関係機関から話を聞く防災講演会が27日、みのわBASEで開かれました。
講演会には箕輪手話サークルのメンバーおよそ10人が参加し、防災について学びました。
箕輪町危機管理係の小野智弘係長は、南海トラフ地震が起きた際の箕輪町の被害想定を話しました。
箕輪町交番と箕輪消防署が防犯と火災についても話をしました。
箕輪町交番の藤原義勝所長は、110番通報で、きこえない人ときこえる人の電話を通訳オペレータがつなぐ、電話リレーサービスを紹介しました。
箕輪消防署の小澤幸市署長は、119番通報が困難な人が、円滑に消防への通報を行えるようにする「NET119緊急通報システム」を紹介しました。
この講演会は防災を学ぶきっかけを作ろうと、箕輪手話サークルが初めて開いたものです。
聞こえない人は災害時の情報入手が遅くなってしまうため、どう対応していくかを学びました。
箕輪手話サークルでは「防災を考えるきっかけになった」と話していました。
毎年防災について取り組んでいきたいとしています。