今年の業況 悪い49.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査によりますと、自社の今年の業況について、悪い方向の見通しは合わせて49.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の業況見通しについて、「良い」と答えた企業は10.6%で前年より4.8ポイント減り、悪いと答えた企業は49.4%で前年より9.2ポイント増え、業況感は落ち込んでいます。
自社の業況が上向く転換点については、今年中に良好感が出ると答えた企業は57.5%だった一方で、「業況改善の見通しは立たない」と答えた企業は27.5%でした。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は14.5%、悪かったとする企業は39.0%で、業況判断指数はマイナス24.4と前期より3.1ポイントで悪化傾向が強まっています。