宮島酒店 立春朝搾り出荷
3日は立春。
伊那市荒井の蔵元宮島酒店では、絞りたての新酒「立春朝搾り」の出荷が、3日に行われました。
今朝は、宮島敏社長の他、酒販店の店主などおよそ20人が集まり、店先で新酒の祈願を行いました。
立春朝搾りは、暦の上で春となる「立春」の朝に搾りたての新酒を瓶詰し、その日のうちに消費者に届けるものです。
1998年に始まり、現在は北海道から熊本県まで、全国の41の蔵元が参加しています。
宮島酒店は、今年で25年目となります。
今朝は、雪が舞っていましたが、伊那地域の最低気温は0.6度と、氷点下にはなりませんでした。
立春当日に最高の状態にするため、「大吟醸よりも神経を使う」と言わせるほどの杜氏泣かせの仕込みが、およそ1か月間行われてきました。
1月5日から作りはじめ、「ほどほどの甘みがあり吟醸の香りを感じる良い酒に仕上がった」ということです。
今年は、720mL換算で去年並みの1,800本分を作ったということです。
価格は、720mLが1,980円、一升瓶が3,960円となっています。
放送エリア内では、伊那市日影の酒文化いたやで購入できます。