高遠だるま市に向け準備進む
伊那市高遠町で400年以上続くとされるだるま市が11日に開かれます。
会場を盛り上げようと今年も人形飾りの展示や地元の農産物をPRする準備が進められています。
伊那市高遠町の特別養護老人ホームさくらの里です。
さくらの里を会場に毎週開かれている介護予防教室の利用者が7年前から人形づくりを行っています。
毎年、干支にちなんだ飾りを製作していて、今年は高さ1m、幅1m20センチのヘビを、新聞紙や段ボールを使って作りました。
6日は、最後に目をつけて完成させました。
伊那市高遠町の飲食店、楽座紅葉軒でも人形飾りづくりを行いました。
作業を行ったのは高遠町内のとうがらし生産者でつくる高遠在来とうがらし保存会のメンバー6人です。
保存会では、信州の伝統野菜の高遠てんとうなんばんをPRしようと、今年初めて参加します。
新聞紙などを張り合わせ高さ2mほどのとうがらしを作っていました。
保存会では、だるま市に合わせ、高遠てんとうなんばんの一味を初めて作りました。
12g入り700円で、だるま市当日の午前9時から八十二銀行高遠出張所前で販売します。
鮮烈な辛さと風味の良さがあり、そばやローメンなどに合うということです。
保存会会長の高島良幸さんです。
7日は、高遠町商店街に完成した人形飾りが設置されました。
今年は、去年より1団体少ない4団体が出展し、人形は11日のだるま市まで飾られます。