大きな字を書くワークショップ
大きな筆で大きな字を書くことをきっかけに書道に親しんでもらうワークショップが伊那市の伊那文化会館で8日に開かれ、小学生14人が挑戦しました。
ワークショップは、伊那谷で育ち日本を代表する書家として活躍した中村不折を知り書道に親しんでもらおうと伊那文化会館などが開いたものです。
8日は、上伊那を中心に小学1年生から6年生までの児童あわせて14人が参加し、上伊那書道協会の会員5人が指導にあたりました。
はじめに、書体字典などを参考に書きたい文字を選び、どのような書体にするか考え練習をしました。
練習が終わると、およそ50センチほどの筆を使って1m四方の紙にそれぞれが考えた一文字を書きました。
上伊那書道協会の泉石心会長は、「大胆に書くことで迫力ある作品になる」とポイントを話していました。
児童が書いた作品は15日から24日まで伊那文化会館で展示されます。
また、26日から来月5日まで伊那市のアルプス中央信用金庫本店でも展示されることになっています。