公立高校前期選抜試験 駒工は火災の影響で2時間遅らせる
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公立高校の前期選抜試験が10日に、県内一斉に行われました。
駒ケ根工業高校では、敷地内の合宿所で火災が発生したため、開始時間を2時間遅らせる措置をとりました。
上伊那の高校では、伊那弥生ケ丘高校を除く7校で試験が行われました。
このうち、南箕輪村の上伊那農業高校では、受付開始の40分ほど前から受験生が集まり始めていました。
上農高校は、96人の募集に対し、174人が志願し、倍率は1.81倍となっています。
県全体では5,896人が、上伊那では452人が志願しています。
県内の公立高校では、今回の前期選抜試験から、これまでの面接などに加え、基礎学力を確認するための学力検査が新たに導入されました。
合格発表は、19日水曜日となっています。
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なお、駒ヶ根市の駒ケ根工業高校では、10日午前4時20分頃、敷地内の木造モルタルの2階建ての合宿所が全焼する火事がありました。
火は、およそ5時間後の午前9時31分に消し止められました。
駒ケ根工業では、午前9時25分から予定していた試験を2時間遅らせる措置をとりました。
駒ケ根工業には92人が志願していて、全員が試験を受けることができたということです。