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乳がんの経験をまとめた絵本出版

伊那市富県の宮下かね子さん

乳がんの経験をまとめた絵本出版

伊那市富県南福地の宮下かね子さんは乳がんを患った経験をまとめた絵本、「かねちゃんのおっぱいどこいったの」を自費出版しました。
宮下かね子さん、76歳。宮下さんは52歳のときに乳がんと診断され、乳房を切除しました。
その後も肺にがんが見つかり今も抗がん剤で治療を続けています。
がんと診断され手術を受けたときは、落ち込んでいましたが、社交的な宮下さんは、まわりの人たちとの交流のなかで徐々に元気を取り戻していきました。
そしてこれらの経験が誰かの救いになればと去年12月自身の経験をもとにした絵本を出版しました。
絵本「かねちゃんのおっぱいどこいったの?」は子守りをした友人の子どもたちとの交流を題材にしています。
絵本は昔からつきあいのある上松町のイラストレーター大畑(おおはた)哲也(てつや)さんの協力により作られました。
出版がきっかけで手術をしてもらった医師との再会も果たしました。
絵本は1,000部作られ価格は1,200円(税込)、県内の平安堂などで販売されているほか、大畑さんのホームページ「ありがTOH企画」からも購入できます。
宮下さんは売り上げの一部を児童養護施設たかずやの里などに寄付するということです。
 

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