小学生がミヤマシジミの学習展示
伊那谷を中心に絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所1階ロビーで開かれています。
ミヤマシジミは羽根を広げた大きさが2.5センチから3センチほどのチョウです。
絶滅危惧種に指定されていて、県内では主に伊那谷に生息しているということです。
会場では、上伊那の小学校4校の児童による去年1年間のミヤマシジミの保護活動が紹介されています。
そのうち、伊那西小学校と西春近北小学校の児童は学校周辺で採集したチョウやガを標本にしました。
会場には、およそ50点が展示されています。
26日は、西春近北小の3年生が市役所を訪れ、展示会を見学しました。
児童たちは自分たちで作った標本や他校の保護活動の様子を見ていました。
この展示会を開いたのは信州大学農学部や地域住民などでつくるミヤマシジミ研究会で、今回で13回目となります。
環境展は3月6日(木)まで伊那市役所1階ロビーで開かれています