創造館でざざ虫の講演会 牧田豊さんが講演
ざざ虫について理解を深める講演会「ざざ虫と伊那谷の過去・現在・未来」が22日日伊那市創造館で開かれました。
講師はざざ虫について30年以上に渡り研究している伊那市東春近の牧田豊さんが務めました。
講演では「どうしてざざ虫を食べるのは伊那だけなのか」などについて話しました。
牧田さんは「伊那では昭和20年代に土産物としてざざ虫の販売が始まった」と説明し、「ざざ虫が土産物となったことで、漁をする人や商店に収入をもたらし産業として成り立ち、今も伊那の食文化として続いている」と話していました。
牧田さんは3年計画でざざ虫についての講演をしていて、今回は2回目です。
他に、昭和47年に制作されたドキュメンタリー映画「伊那路の里」も上映されました。
上伊那の風景や文化などについてまとめたもので当時の天竜川や高遠城址公園などが映し出されました。