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313/(月)

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デフサッカー原田さん アジア大会優勝報告

デフサッカー原田さん アジア大会優勝報告

聴覚障がい者によるサッカー、デフサッカーの日本代表で、伊那市山寺出身の原田(はらだ)(ゆう)()さんは、
去年マレーシアで開かれたアジア大会での優勝を、13日に白鳥孝伊那市長に報告しました。
この日は、原田さんと母・恵子(けいこ)さんが市役所を訪れ、白鳥市長に大会優勝を報告しました。
原田さんは、伊那市山寺出身で、現在東京国際大学の3年生、生まれつき耳が聞こえない、先天性の感音性難聴です。
聴覚障がい者(ろう者)は、英語でデフと表し、聴覚障がい者によるサッカーは、デフサッカーと呼ばれています。
原田さんは、普段は、口の動きを読み取る口話で会話をしますが、競技中は、補聴器を外すことが義務付けられているため、手話でコミュニケーションを取るということです。
原田さんが出場したアジア太平洋ろう者競技大会のサッカー競技は、去年11月から12月にかけてマレーシアで開かれ、7か国が出場しました。
日本は、決勝でイランに3対1で勝利し、優勝を果たしました。
原田さんは、今回、日本代表初選出となり、ミッドフィールダ―・フォワードとして、準決勝、決勝でピッチに立ちました。
小学1年生の時にサッカーを始め、中学・高校は学校のサッカー部に所属していた原田さんは、大学に入り本格的にデフサッカーを始めました。
原田さんは、今年11月に開かれる国際的な大会、「デフリンピック」での代表選出を目指すということです。
 

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