高遠城址公園 公園開きの準備進む
3月も後半に入り、まもなく桜の時期です。
天下第一の桜ともいわれる伊那市高遠町の高遠城址公園では、22日の公園開きに向け準備が進められています。
18日は伊那市の職員が観光客を迎える準備をしていました。
高遠閣横にテントを建て、観光案内を行います。
足元がぬかるんでいる堀の周りにはすのこを置き、歩きやすくしていました。
今年の公園開きは22日ですが、まだ雪が少し残っています。
今年の開花はいつごろになるのでしょうか。
公園の桜を管理する、桜守の西村一樹さんに話を伺いました。
高遠城址公園には、およそ1,500本のタカトオコヒガンザクラが植えられていて、見ごろには、毎年10万人の観光客が訪れます。
そんな高遠城址公園は今年で開園150周年を迎えます。
高遠町歴史博物館では、開園150周年を記念した展示会を開いています。
伊那市出身の空間デザイナー、池上典さんが描いた高遠城内の再現図や、昭和初期の観光パンフレットなどが展示されています。
塚田博之館長に説明してもらいました。
展示は、12月14日まで開かれています。
入館料は一般400円、高校生以下は無料です。
開園150周年を迎える高遠城址公園。
今年の桜の開花予想は、開花が4月4日、満開は10日となっています。