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ブラジルルーツの高校生 防災動画を制作

ブラジルルーツの高校生 防災動画を制作

ブラジルをルーツに持つ箕輪町の箕輪進修高校の3年生2人が、ブラジル人住民向けの防災啓発動画を制作しました。
高校生が制作した防災動画です。
12分の動画で、ポルトガル語のナレーションに日本語字幕がついています。
地震が起きた時にどうしたら良いかを実演しているほか、非常持ち出し品や、外国人支援の研修の様子などを紹介しています。
この動画を制作したのは、ブラジルをルーツに持つ箕輪進修高校新3年生のササイ ファビオ マモルさんと、藤沢(ふじさわ)カウエ(ゆう)()さんです。
二人は、日本生まれで、学校では日本語を、家庭ではポルトガル語を話します。
ブラジルでは地震は稀で、ブラジル人住民は地震に対する備えを知らない人も多いことから、避難訓練への参加をきっかけに防災に興味を持ったということです。
そこで、日本語教室などを開く多文化LIFEの入倉(いりくら)()佐子(さこ)さんが、ふたりに動画を作ってはどうかと声をかけ、去年8月から制作に取り掛かりました。
動画制作に興味のあったササイさんが台本・出演・編集を担当し、藤沢さんが日本語字幕を担当しました。
この動画は箕輪町のHPで公開される予定です。
 

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