やきもち踊り 当屋祭
およそ240年前から伊那市山寺に伝わる奇祭「やきもち踊り」が13日に行われます。
7日は、白山社・八幡社合殿で、道具を清める当屋祭が行われました。
祭壇には、当日の祭りで酌み交わすどぶろくの桶や、歴代の当屋が祭りについて記した書物を保管する当屋箱などが並べられました。
当屋は祭りを取り仕切る役目のことで、山寺の7つの町の代表が持ち回りで務めています。
7日は、新旧の当屋や保存会などおよそ20人が参加しました。
やきもち踊りは記述が残る江戸時代後期の天明2年、1782年から続くとされている祭りで、県の無形民俗文化財に指定されています。
足を上げて飛び跳ねる、ユーモラスな踊りを行い、合間にはどぶろくを酌みかわし川魚を食べ、キセルで刻みたばこをふかします。
踊りが終わると一斉に鳥居の外に逃げ出します。
逃げ遅れた人は、疫病にかかると言い伝えられています。
今年の当屋の山寺山本町の根津敬夫さんは。
やきもち踊りは、13日(日)に、山寺の白山社八幡社合殿で行われます。