第45回 崇嶺会書道記念展
伊那市山寺の書家、宮澤梅径さんが指導する刻字の教室「崇嶺会」の書道記念展が伊那文化会館で開かれています。
会場には、教室に通う26人の作品106点が展示されています。
会員の発表の場として、毎年作品展を開いていて、今回で45回目になります。
崇嶺会は、木を彫ってつくる刻字を伊那谷に広めようと書家の宮澤梅径さんが45年前に立ち上げました。
刻字は、木を刻んでいくもので、文字の周りを掘って浮き立たせる手法と、文字自体を掘る手法があります。
会場には、漢詩などの作品の他、論語を5センチ角の石に刻んで判を押した篆刻の作品も展示されています。
展示会では他に、毎回テーマを決めて制作している作品もあります。
今回は、「信州里山に生きる動植物たち」がテーマで、動植物を字で表しました。
崇嶺会の小林古径会長は「会員の成果を見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
崇嶺会書道記念展は13日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。