伊那市有害鳥獣対策協議会 総会
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が4月24日に市役所で開かれ、昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数などが報告されました。
総会には、関係者30人が出席しました。
昨年度の有害鳥獣の捕獲頭数は、ニホンジカが1,624頭、ニホンザルが148頭、イノシシが48頭となっています。
農業被害額は、およそ1,430万円で、前年度に続き減少しました。
この日はほかに、去年9月に導入した、クマが生活圏に出没した際に、迅速かつ確実な排除ができるよう定められた地域区分(ゾーニング)について報告されました。
市内を3つの地域に分けるもので、クマが生息活動を行う主要生息地域、林業や山菜採りで人が立ち入る緩衝地域、市街地や農地などが広がる排除地域です。
昨年度、クマとみられる動物の目撃件数は63件、捕獲頭数は34頭でした。