大芝高原にモバイルトイレ 有事の際は被災地に
南箕輪村は、大芝高原に移動可能なモバイルトイレを28日に設置しました。
有事の際は、けん引して被災地で利用することができます。
28日は、現地で職員らが設置作業を行いました。
モバイルトイレが設置されたのは、大芝公園東側の多目的広場近くです。
車内からスロープを取り出し、30分ほどで完了しました。
大きさは、幅1メートル90センチ、長さ3メートル、高さは2メートル30センチです。
公園内にはトイレが10か所ほどありますが、多目的広場付近にはなかったため、この場所に設置することにしました。
100mほど北側にある既存トイレと下水管を繋いだほか、電気、水道設備も新たに設けました。
この場所では、使用回数の上限がない定置型として利用します。
また災害時は、必要な場所にけん引することができ、およそ100回分の汚水タンクなどが備わっているため、下水管に接続しなくても利用ができます。
トイレ本体がおよそ1,400万円で、普段は公用車として利用できるけん引車の購入と上下水管などの工事費を含め、総事業費はおよそ2,400万円となっています。
利用開始は29日からで、冬場を除き24時間利用することができます。