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中尾歌舞伎 三六災害をテーマにした演目披露

中尾歌舞伎 三六災害をテーマにした演目披露

伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春季公演が、中尾座で29日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が13年ぶりに披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
1961年(昭和36年)に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の(ただ)(かつ)は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や 家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
この演目は、災害の教訓を後世に残そうと、元国土交通省天竜川上流河川事務所長で、国土交通省砂防部長の草野(くさの)愼一(しんいち)さんが原作・脚本を担当しました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、121chで5月3日(土)午後2時からほかで放送します。
 

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