伊那市 松くい虫対策協議会
伊那市松くい虫対策協議会が市役所で4月25日に開かれ、昨年度の松くい虫の被害状況が報告されました。
対策協議会には委員およそ15人が出席しました。
伊那市の松くい虫の被害は平成18年に初めて確認されました。
令和6年度の被害量は、およそ1,500立方メートルでした。
前の年度と比べ、4.9パーセントの増となっています。
また、守るべき松林と定めている標高900メートル以上の場所でも被害が拡大しているということです。
会長の白鳥孝伊那市長は「松くい虫被害は今後も拡大することが予想される。対策を取り被害を食い止めていきたい」と話していました。
伊那市では被害拡大を防ぐため、伐倒駆除や樹種転換、樹幹注入などの対策を引き続き行っていくとしています。