南箕輪村議会 臨時会 肉付け予算案提出
南箕輪村議会臨時会が14日、役場で開かれ村長選挙後の肉付けとなる今年度の一般会計に5億5千万円を追加する補正予算案など3議案が提出されました。
村長選挙後の肉付けとなる一般会計補正予算案は5億5千万円を追加するもので、総額は85億2千万円としています。
主な新規事業は村民センターの舞台照明のLED化事業に1億1千万円、村民体育館の改修や避難所として必要な機能整備事業に1億2千万円、合葬式墓地の整備事業に4千9百万円、大芝高原のユニバーサル化に向けた案内窓口の設置や電動車椅子の購入に1千4百万円となっています。
他に役場庁舎と保健センターの長寿命化に向けた調査・設計費に2千万円などとなっています。
村議会臨時会は15日までで15日は議案の討論と採決が行われます。
村議会 新議長に笹沼さん
また14日は申し合わせ任期満了に伴う南箕輪村議会の議長選挙が行なわれ新しい議長に笹沼美保さんが選ばれました。
南箕輪村議会では、笹沼さんが初めての女性議長となります。
議長選には笹沼さんと加藤泰久さんが立候補しました。
加藤さんが欠席したため議員9人が投票を行い、結果は笹沼さんが8票、加藤さんが0票、無効が1票でした。
笹沼さんは、神子柴の52歳で現在2期目です。
上伊那の市町村議会で現職の女性議長は、箕輪町議会の入杉百合子さんと笹沼さんの2人となりました。
副議長は議長の指名推薦により三澤澄子さんが選ばれました。
任期はそれぞれ2027年4月26日までとなっています。
また常任委員会の構成も決まり総務経済常任委員会の委員長は百瀬輝和さん、福祉教育常任委員会の委員長は西森一博さん、議会運営委員会の委員長は原源次さんに決まりました。