田楽座 伊那養護学校で特別公演
伊那市のまつり芸能集団「田楽座」は、去年開いた創立60周年記念公演で協力してくれた伊那養護学校の生徒に感謝の気持ちを伝えようと19日に特別公演を行いました。
19日は、田楽座のメンバー7人が伊那養護学校を訪れ、特別公演を行いました。
田楽座では、去年10月創立60周年記念企画「感謝カンレキあめあられ」を開きました。
その際、当日限定のオリジナルグッズとして、伊那養護学校の高等部の陶芸班の生徒に湯飲みの製作を依頼し販売しました。
湯飲みは、田楽座の十八番演目の「鳥さし舞」のロゴと、田楽座の「楽」というロゴのついた色違いの2種類です。
来場者に好評で、60個つくり、完売しました。
今回はそのお礼をしようと、特別公演を企画したものです。
今日は小学部・中学部・高等部の児童と生徒およそ160人が伝統芸能を鑑賞しました。
田楽座では、「得手不得手がありながらも一つの目標に進んでいく田楽座と伊那養護学校の子どもたちの作品には共通点がある。今後も身近な存在でありたい」と話していました。