伊那市安全会議理事会
交通事故防止や防犯など、市民の安全を考える伊那市安全会議の理事会が7日、市役所で開かれました。
会議には、市の職員や警察、消防などおよそ30人が出席し、昨年度の事業報告や今年度の活動内容を確認しました。
このうち、交通安全部会は去年の人身交通事故発生件数が、前の年より10件多い110件、傷者数は21人多い133人、死者数は1人多い2人で、人身交通事故件数、死傷者数ともに増加していると報告しました。
高齢者が関係する事故は人身交通事故のおよそ40パーセントを占めていて、高齢者に対する交通安全啓発を継続していく必要があるとしています。
防火防犯部会は、伊那警察署管内での刑法犯認知件数が401件で前の年よりも133件増加したと報告しました。
車上ねらいや万引きが多発している状況にあることから、各関係機関で連携し、犯罪の予防活動や市民への啓発活動に努めていくとしています。