南箕輪中学校と韓国の上一中学校が交流
国際交流教育発展のための覚書を交わしている南箕輪村の南箕輪中学校と韓国の上一中学校の生徒が30日に交流を行いました。
上一中学校の2・3年生25人が、南箕輪中学校を訪れ交流を行いました。
上一中学校の生徒たちは28日に上伊那に到着し、29日は大芝高原や中央アルプスを観光しました。
30日は、10クラスに分かれて2・3年生の授業に参加しました。
2年生の理科の授業では、元素記号カードを引いて、化学式をつくるゲームを行いました。
元素記号や化学式は世界共通で、言葉が通じなくても楽しめます。
カードゲームを一緒にした南箕輪中学校の生徒は。
3年生の美術の授業では、自画像を描きました。
上一中の生徒は、鏡を見ながら色鉛筆などを使い描いていました。
国際交流教育発展のための覚書を締結
また29日は、南箕輪中学校と韓国の上一中学校は、国際交流教育発展のための覚書を取り交わしました。
南箕輪中学校で行われた調印式では、南箕輪中学校の宮澤修司校長とサンイル中学校の金貞淑校長が覚書を取り交わしました。
覚書きでは文化や言語、スポーツや芸術などを通じて互いに理解を深め国際交流教育発展のため協力しあう体制を構築するとしています。
宮澤校長は「異なる文化に触れることは良い事です。韓国に興味を持つ生徒が増えてほしい。」
金校長は「交流を通じてグローバルな人材育成を目指したい」と話していました。