南アルプス長谷 戸台パーク オープン
南アルプス北部の山岳観光拠点として整備が進められてきた、伊那市長谷の「南アルプス長谷 戸台パーク」が完成し、関係者や地元住民がオープンを祝いました。
1日は仙流荘前で伊那市や国土交通省、地元住民などがテープカットをし、オープンを祝いました。
戸台パークは仙流荘や駐車場を含む一帯のことで、令和5年から整備が進められてきました。
登山者用の駐車場スペースは、これまでの400台から700台に増やし、林道バスのバス停は仙流荘前に移動させ、利用者の安全性や利便性を図りました。
式典では「戸台パーク」のロゴマークのお披露目と表彰が行われました。
ロゴマークには、49点の応募があり、伊那市長谷の橋爪勇志さんの作品が選ばれました。
橋爪さんの作品は、南アルプスの山々やシカ、ライチョウ、花などがイラストタッチで描かれています。
橋爪さんです。
南アルプスの伊那谷エリアでは、登山道整備や高山植物保護などを目的に協力金制度が1日から始まりました。
一口500円以上を任意で徴収するもので山小屋など18か所に協力金箱が設置されました。
仙流荘は案内所横に協力金箱が設置されました。
南アルプス林道バスの南アルプスクイーンラインは、1日から北沢峠までの運行が始まりました。
伊那市では今年度6万人の利用を目指すとしています。