一時中断・市道2路線拡幅完了
生徒ら通学の安全も確保
伊那市は、道幅の狭い区域が一部残っていた市道2路線の拡幅工事をこのほど、終えた。住民の協力で用地買収がまとまり部分整備が完了。車のすれ違いが困難だった道路が改善された。
路線は国道153号と県道南箕輪・沢渡線を結ぶ市道三条線(全長約230メートル)と、伊那北駅から上伊那農業高校(南箕輪村)に向けて延びる市道伊那北停車場山寺上村線(約千メートル)。
市道三条線の拡幅工事は1998に着工し、03年3月までに約20メートルを残し、工事を一時終了。残りの部分は3月3日までに終えた。道幅は約4メートルから片側歩道(一部両側歩道)を含む10竏・2メートルに広がった。
市道伊那北停車場山寺上村線の拡幅工事は、02年に着工。04年3月末までに高尾町信号付近の約70メートル部分を残して工事は一時終了し、3月30日までに残りの工事を完了させた。
市道伊那北停車場山寺上村線は伊那北、上伊那農業高校生徒の通学路として使われるため、車道の両側に歩道を設置して安全確保。道幅は約4メートルから両側歩道を含めた16メートルに広がった。