手良小6年生 パラスポーツ体験
県内の小中学生を対象にパラスポーツの体験を通して多様性などを育んでもらおうと長野県が推進する事業「パラ学(がく)」が伊那市の手良小学校で18日、行われました。
手良小の6年生15人が、県が考案した、ポートボールを競技用の車いすを使い行うオリジナルゲーム「車いすボールチャレンジ」を体験しました。
パラ学は、性別や年齢、障がいの有無に関係なく行えるパラスポーツの体験を通して多様性などを育んでもらおうと県が小中学生を対象に行っているものです。
講師を務めたのは、長野市出身でパラアイスホッケー日本代表の新津和良さんです。
現在37歳の新津さんは、中学1年生で骨肉腫を患い、右足を切断しました。
新津さんは、「右足を失ったことは辛いが、これもチャンスだと思って生きている。嫌なことがあってもチャンスだと思えば頑張れる」と話していました。
パラ学は今後、西春近北小、高遠北小、箕輪北小、箕輪南小でも予定されています。