伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
216/(土)

ニュース

西箕輪中 登山前にトイレの説明

西箕輪中 登山前にトイレの説明

8月に西駒登山を予定している伊那市の西箕輪中学校2年生は、登山で使用する「袋式トイレ」の使い方について20日に説明を受けました。
20日は、西駒山荘管理人の宮下拓也(みやしたたくや)さんが西箕輪中学校を訪れ、袋式トイレの使い方を説明しました。
2年生の60人は、8月26日と27日に登山を予定しています。
西駒山荘では以前、し尿を便槽から人力で汲み取り、ヘリコプターで下まで搬出していました。
南アルプス北岳の水場でし尿が原因と思われる大腸菌が検出されたことがきっかけで、環境への負荷を減らすため2001年から袋式トイレを使用するようになりました。
使用済みの袋は山小屋の営業終了後にヘリコプターで下ろして処理するということです。
西箕輪中では、今年は中央アルプス宝剣(ほうけん)(だけ)近くの天狗荘に宿泊しますが、今回の説明会は山岳環境教育として行ったということです。
宮下さんは「水分を控えると熱中症や高山病にかかりやすくなります。袋式トイレは臭いもほとんど出ず使いやすいので水分はしっかりと取ってほしい」と呼びかけていました。
 

前のページに戻る 一覧に戻る