赤穂南小学校水難救助講習会
夏休みの学校プール開放を前に駒ケ根市の赤穂南小学校PTAは22日、伊南行政組合消防本部北消防署の署員3人を講師に招いて水難救助講習会を同小体育館で開いた。プールの監視に当たるPTAの父母ら約30人が参加し、万一事故が起きた際の対応と救急救命法について学んだ。
参加者らは3グループに分かれ、消防署員の指導を受けながら訓練用の人形を使って気道確保、人工呼吸、心臓マッサージの練習に取り組んだ=写真。口から口に直接息を吹き込む人工呼吸では人形の肺に思うように空気が入らなかったり、心臓マッサージでは手で圧迫する位置がよく分からないなど、参加者らはそれぞれ苦労しながらも真剣な表情で練習を繰り返していた。