【記者室】野菜作りで食育
ソラマメの季節がやってきた。我が家に届いた春。信州もようやく春らしくなってきたが、ソラマメの産地九州はすっかり春だ。季節のものを食すことが体にいいとはよく言われるが、食材で季節を感じるのも小さな幸せ▼箕輪町は、食育で保育園での野菜栽培を推進する。これまでも園ごとに取り組んでいるが、今回営農センターが地元のたい肥と苗や種を全園に提供。食べることはもちろん栽培体験、自然体験などさまざまな要素を含む取り組みだ▼店では年中手に入る野菜も多く、旬が分かりにくい。栽培で季節を感じ、旬を知り、自分で育てた野菜を味わう喜びを知る。嫌いな野菜も自分で育てると食べられる子が多いという。苦手野菜克服も期待できるかも。(村上記者)